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MS406 (航空機) : ミニ英和和英辞書
MS406 (航空機)[えむえす406]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空機 : [こうくうき]
 【名詞】 1. aircraft 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [き, はた]
 (n) loom

MS406 (航空機) : ウィキペディア日本語版
MS406 (航空機)[えむえす406]

モラーヌ・ソルニエ MS.406(Morane-Saulnier M.S.406)は第二次世界大戦初期のフランス戦闘機である。
1934年7月のフランス戦闘機の近代化計画で採用された。1935年8月8日に初飛行したMS.405の改良型として、1938年に大量生産が開始された。低翼単葉、引き込み脚、密閉風防を採用しているが、胴体後部は羽布張りの構造であった。第二次大戦開戦時に約600機が軍に引き渡されており、P-36とともにドイツ空軍機と戦った。
エンジンの馬力不足による低速、機関砲他のシステムの信頼性不足により劣勢であったものの、1940年6月8日に、ロベール・ウィヤム大尉が操縦するMS.406は3機のBf109を15秒で撃墜した。
フランスにおける戦闘で合計150機のMS.406が撃墜されたのに対し、敵機は191機が撃墜され、おそらく89名が死亡した。
約100機のMS.406は地上で破壊され、他の50機は敵の手におちるのを防ぐため、パイロットによって破壊された。
フランス以外でもスイスフィンランドトルコなどで運用され、特にフィンランド空軍で使用された機体は、継続戦争時にソ連空軍から鹵獲した同じイスパノ・スイザ系のM-105Pエンジン(出力1,100hp)に換装され、最大速度522km/h、実用上昇限度12,000mと性能が向上し、「メルケ・モラーヌ(Mörkö Morane、メルケとはフィンランド語で「お化け」の意)」またLaGG-3と同じエンジンだったことから「ラグ・モラーヌ」 と呼ばれ、ソ連相手に奮戦した。
== スペック(MS.406)〔航空情報編集部「仏・伊・ソ軍用機の全貌」酣燈社1965年〕 ==

* 乗員:1名
* 全長:8.15 m
* 全幅:10.71 m
* 全高:2.84 m
* 主翼面積:16.0 m2
* 空虚重量:1,893 kg
* 運用時重量: 2,426 kg
* 総重量: 2,720 kg
* 動力:イスパノ・スイザ 12Y31液冷V型12気筒レシプロエンジン 1基
* 出力:860 hp
* 最大速度:486 km/h
* 巡航速度:400 km/h(5000m)
* 航続距離:800 km
* 実用上昇限度:9,500 m
* 上昇率:5000mまで6分
* 武装:20mm イスパノ・スイザ HS.404機関砲1門 7.5mm MAC 1934 機銃2挺

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「MS406 (航空機)」の詳細全文を読む




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